太宰治の「畜犬談」てゆう話がかなりおもしろかった。
犬の話なのだが。
私は決して犬を嫌いにはならないしむしろ犬猫は見た目がかわいくそれで癒されるからという理由で大好きなのだが、犬が嫌いというこの話に全く違和感がなかったのは、動物は確かにどこか醜いと感じているからかもしれない。
だいごろうやにゃんたの抜け落ちた毛なんかは嫌いだし。
彼等を抱き締めたりだっこしたりするのも、服に毛がつくのが嫌で、毎回毎回小さく勇気を振り絞っている。
ほんとは。
全く全く全然全く彼ほどではないが、極端な話、かなーり極端な話、彼に共感して笑って読んでいたのかもしれない。
嫌いの果てに待っている好きは、楽しいのかもしれない。
好きの果てにある憎しみほど、悲しいものはない。
これは犬というより人間の話だが。