今、にゃんたと寝てる。
仰向けに寝転ぶたれの右足に自分のあごと腕を置いて。
いつもたれの足元で寝る。
今日もそう。
ちょっと悪戯で、右足をにゃんたから遠ざけてみた、腕とあごがたれの右足から落ちるまで。
にゃんたは追い掛けた。
また逃げてみた。
にゃんたは追い掛けた。
また逃げてみた。
にゃんたは諦めた。
にゃんたは立ち上がり、たれの顔の方にゆっくりと歩いて来た。
にゃーん と言って頬ずりしてきた。
かなり甘えてきてる。
かわいい奴。
「わかったよ、悪戯してごめん、足元においで」と言った。
普通に、何の念も込めず、飼い猫に話しかける感じで。
失礼だが花に水をやりながら話しかける感じ。
いや少し違うが。
まあそんな感じ。
するとにゃんたは、ゆっくり足元に戻ってまたたれの右足にあごと腕を置いて、体の手入れを始めた。
日本語がわかるエリートなのか、家族だから通じたのか、いやもっと軽く、偶然か。
どれにしろ幸せだ。
おやすみ。